無限の空に隠された虚しさ

虚しいと泣いてしまうのは
儚い言葉に負けてしまった時

虚しいと立ち尽くしてしまうのは
中身の無い言葉を空けてしまった時


頭がグラインドして
言葉に意味を詰めようとしても
虚無。

その行為はぼくを苦しめるだけ

時間に追いつけない秒針

色が変わる景色の
どこが素敵かだなんて
気休めになるからだよ

ぼくは変わることなんて出来ないから
ぼくは変わろうなんて思わないから

こうやって気休め程度に
変わっていくのをみるのが好き

そうして時間は
秒針を置いてどこかへ行ってしまうんだ

信頼の終着点

誰を信じたらよいかなんて
根本的に考えたら
それは既に死んでいて

気づいたら誰かを信じていた
ってのは重症で

結局、信じる信じない
という言葉に頼った時点で
それはもう終わりなのかもしれない

淋しいのは藍色

寂しさゆえの言葉なんて
それ以下でもそれ以上にもなれない

届くはずがない、ってこと


寂しさは淋しさでしか無理なんだ
心の中で渦巻く色は
寂しさゆえの藍色