そうよ、弱いわよ

そうね、
私は独りで生きていける程
強くない

フロントガラスに反射する
夕日にも脅えて

明日が来ない事を
只管祈った


涙は逆らうことも出来ず
唯、私の頬を伝い
零れていった

脳内に焼きつく

弱者という言葉

貴方、依存

繋がれている

今日も明日も永久に
永久と拘束

卑劣な行為に
腰を振り
淫らな口付けを

大きな水溜りを作り
喘いで果てる


今日も疼く躯を
突いてくれる貴方を
ずっと待っている

喉を裂かれる
その日まで

サヨナラを、

掻き乱されて
気付けば無数の傷

サヨナラを告げれば

自由になる躯


弄ばれるならば
サヨナラを

下らない世界に
サヨナラを


告げよう

娼婦の世界

別に良いじゃない

貴方には関係ないでしょう




拒絶してきた世界を
急に壊したのも、貴方

貴方の僕は何？


僕は貴方の望むような、
人間には成れない


貴方にとって僕は何？


期待しちゃうじゃないか
好奇心でなら
離れてよ、
無闇に壁を壊さないで


やるだけやって
消える貴方