日常方程式

ため息で流れる毎日を
ぐさりとナイフで塞き止めて
引き裂いたら
流れが一気に変わっちゃって

結局逆流が僕を襲うの


脳内で妄想が繰り広げられて
友達の声で一気に現実へ
本当にここは現実なのか虚ろな気分で
先生の呪文の様な授業聞いて

結局勉強も妄想もろくに出来やしなかった


寒い朧月の下で
チカチカする携帯弄って
メールが来ないから
淋しくなって

帰るとこ何処だっけ、なんて

苦しいのか楽しいのか
淋しいのか丁度いいのか

ああ、もうどうでも良いかな、なんて
独りのときにずっと思うのに
友達の笑顔みたら
なんかやるせなくなって

嫌じゃないけど、
辛くないけど、

笑っちゃうんだよなあ

聞きたくない

無条件で聞こえてくる
テレビのニュースは僕を惑わす罪の色

脳内で並べられた言葉を
繋ぎとめて口で吐く


「今日の午前6時○×県△□市で…」


もう、言うな
耳を塞ぎベットに潜る
やがて心地よい温かさに
睡魔が襲ってきたら
もう身を任せるだけだ


「おやすみ」


誰も居ない部屋で僕は
また眠る

早く誰か迎えにきてよ

ため息

青春したいわー

凶器

何処にいても呼吸が出来て
何をしていても世界は止まらない

体が暑くなる
汗が出る

悲しくなる
胸が苦しくなる


夜が長い程
淋しい夜が長くなる

当たり前な事に理由が欲しくなる


何故笑う
何故泣く
何故悲しい
何故苦しい
何故淋しい

体で循環する疑問は
排泄場がなく
ぐるぐる廻る

やがて見つけた出口は




僕の言葉