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瞼を閉じた、世界が眠った。
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「死んじゃえ」




言葉で殺せるなら、
どれだけ楽だろうか。

どれだけの奴が、
死ぬのだろうか。

何度も、
僕の手首に問う。
けど、
僕の手首は答えて呉れない。





だから、
僕は自分自身で
試す事にした。






僕は死んでも良い人間だ。

僕は要らない子だ。

僕は嫌われ者だ。

僕は可哀想な子だ。

僕は死なぬべき人間だ。

僕は死ななければならない。







けど、結局
僕は僕が勿体無くて
死ねなかった。


「あーあ。中途半端な僕」








手首の傷は、
癒える事など無かった。



「死んじゃえ」

「死んじゃえ」





でも、結局
勿体無くて、
死ね無い。



生きるのも
死ぬのにも

中途半端な僕。




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「お話、しましょ?」



ボクが言った。
僕は此処に居るのに。





「貴方、誰?」




にっこりと微笑む、ボク。

ボクの手が僕の首を掴む。






「ボクは2人も要らないヨ、ばいばい」


「か…はっ……」





















「どうしたの?」



「………」


大量の汗。
蠢く心臓。
脅える躯。



「呼吸の仕方も忘れたの?」


くすくすと笑う僕。






僕…?







僕は僕でしょ?

貴方は僕じゃない。





「僕は、誰?」






僕はボクに支配されました。


















くすくす

綺麗に笑う
君の横顔



僕は唯、
視点を定めず
暗い暗い闇の中を
ぐるぐると
回る、


くすくす

くすくす

背後から笑う声








いつでも自分中心

世界も人生も
全部、総て


それで良いんだ

誰かに振り回されるなんて
そんなの生まれた意味が
無いじゃないか

いつでも自分中心


我が儘って言われても良い
だって、
君も僕と同じで我が儘なんだから

この世界は
狂ってる


それでも、
何気に華麗に生きている




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成人してます。

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