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瞼を閉じた、世界が眠った。
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音が世界を救って
世界が音をつくる

そう、信じていた

そう、思っていた


音が聞こえなく
歌が歌えなく
なった時に
初めて知った

つくられている

ちっぽけな存在に
泣いては
音が無い喉で歌い
存在を
理由を
残そうと
歌い続けた


それでも
ぼくは音を信じ続ける
それがぼくの音だから





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壊したいほど愛しくて
素敵なほど壊したくて

どれが真実であろうと

壊してしまいたい
壊れてしまいたい

狂っていく全てが
順調に
シナリオに基づいて











苦しくて切なくて
それでも幸せで

心に溜まるのは
ひとりで考え付いた
甘い夢の世界
とても心地か良くて
涙が出た

閉められた扉は
開かず事無く
今日も遠目で
眺めては溜息


苦しいけど

切ないけど

それでも幸せで

この考えるという
ぼくに与えられた
ぼくの個性が
負けないと
泣いている











「アリス」

「アリスじゃないわ」

「アリス」

「聞こえてる?」

「アリス」

「はあ、」



私の制服を掴んでいる兎
虚ろな瞳でアリスと私を呼ぶ
兎ってもっと紳士的なものなんじゃないの?
まあ、私の知る不思議の国のアリスではね




「アリス」

「…何、」




取り敢えず返事をしてみた
勿論、私はアリスでは無い
けどアリスは好きだ
だからアリスと呼ばれて嫌ではない



「兎を追いかけよう」

「……は」



兎はあなたでしょう?
そう言いたかった
というかそうなんです

私の制服のスカートを掴む白い兎は
黒い兎を追いかけようと
無表情の赤い瞳で私を見る
頭が痛くなる
白い兎は半分の懐中時計をぶら下げている
もう半分は黒い兎が持っているらしい



「この時計がひとつになったらアリスを迎えに行くんだ」




そういって私をアリスと呼び
駆け出す白い兎

誰か助けてください
この馬鹿な白い兎を






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アニメは広く浅く、お洒落好きだけど上手くいかない系女子
成人してます。

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