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そういえば昨日、夢を見たんだ。聞いておくれよ。
それはそれはとてもリアルな夢でね。夢なのか分からなくて混乱しそうだったのさ。眼が覚めてベットに居るって時点でそれは夢なのにね。なんだかそれさえも夢なんじゃないかって、さ。そう、混乱してたって言えば良いのかな。でも、奇声あげてないし物も壊してない。冷静だった、と言えば冷静だったね、あの時。
そうそう肝心のその夢ね。場所は僕ん家の台所なんだけどなんだか包丁持っててさ、叫んでるんだよ、僕。目の前に僕が映ってるってのに僕は冷静でね。目の前に包丁持った僕が居るのにだよ?僕はいつまでも他人目線だった。ま、それは良いとして、要は僕が僕を見てるわけだよ。夢なら簡単だろう?それ且、無音。そして以上なのが台所に僕しか居ないこと。可笑しいよね、誰かに向かって叫んでたのにさ。でも、何も聞こえない。右手で持った包丁を左手に振り下ろした。位置的には手首より肘より、かな。きっと鈍い音がしたんだと思う。その刹那、僕には凶器と思える僕の雄たけびが聞こえた。今まで何にも聞こえなかったのにさ、僕の叫ぶ声だけ鮮明に。
それで眼がぱっちりー、な訳さ。困ったよね。起きてから一応台所の包丁を確認したんだ。そしたら血塗れでテーブルの上に置いてあってさ。思わず自分の手を掴んだよ。
無かったんだけどさ。
断面は綺麗に斬れていて、血は無い。まるで手首から先が無かったかのように血は切れた断面からUターンして心臓へ戻る。僕はそれをまじまじと見るしか出来なかった。しようと思わなかった。血は無い。
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えへ。
うん、独り言独り言
取り敢えずどうしても
その夢が離れないから
文章にしてみた
ごめん、かなり書き加えてるけど笑
こう、ずらずらっと
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