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声 落ちて 夢 下って どこまでも 青い空
そうでした ぼくの夢 いつか空を飛ぶんだ
藍色 綺麗なワンピースに包まれて
ブラウン管 きみの声 きみの姿
いつでもぼくには君が必要でした
それでもきみは僕を拒みました
ぼくときみの距離は予想以上に遠かったと思います
愛 超えて 恋 拒んで いつまでも 明けない夜
分かっていた きみの夢 ぼくと同じ 空を飛ぶ
赤色 白いワンピースの斑模様
交差点 きみの声 きみの姿
宙を舞って 無機質なコンクリートに落ちた
きみは白い部屋でたくさんの管に繋がり眠った
ぼくはその部屋に入ることは許されなかった
きっときみは一度もぼくを見てくれたことは無かったと思います
どうして どうして どうして!
割れた窓から飛び出て 空を飛ぶ
羽なんて無いから一瞬の飛行 あとは落下
落ちる時 窓からきみを見ました
まだきみは眠ってぼくなんて見なかった
空 青く 声 美しく 夢 叶えて
ぼくは――――。
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