悪循環

ぐるぐるぐる
ぐるぐるぐる

体内循環中です


足りない血液が必要で
激しく悶えてます

牙を剥き出しに
己の欲に従います


舌で零れ落ちる紅を
残さず飲み干してしまえば
快感のみが躯に訪れる


ぐるぐるぐる
ぐるぐるぐる

悪循環の始まりです

理由の訳

前に進みたい
なのに、
息が苦しくて
思う様に動いてくれない躯

僕は目の前の大きな選択に脅えているのだろうか

僕は何故前へ進まなくてはいけないのだろうか

きりが無い問いは
僕を何処までも
不安へと陥れる

君の声が聞こえた

ああ、そうか
僕は君の処へ行かなければならない

だから僕は前へ進むんだ

解放

貴方の其の言葉に
私は揺るがされた

固く閉ざしておいた扉の向こう
いとも簡単に鍵は解かれ
再び開かれた扉

封印したはずの想い

忘れていた想い

其の想いはまた
貴方によって蘇る


愛しき人よ

プレッシャー

躯が軋む
直に触れる君の重みに
絶えられず
心が歪む

貴方の期待に応えられる様な
そんな偉い子じゃない

悪意の無い
無邪気な笑顔

僕にだけ
積もってゆく
精神的圧迫

この潰れそうな圧迫感は
いつになったら止むのでしょうか

潰れそうな僕の精神