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瞼を閉じた、世界が眠った。
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ドクン、


ドクン、
ド クン



脈の音。
僕の持つカッターが
確かに捉らえる。




「…なんでかな」



僕はカッターを持つと
記憶が飛ぶ。

気が付けば、
母が泣いていて
父は声を上げ
2人は僕の名前を呼び謝る。


「大丈夫だよ」



そう言った後の
記憶が無い。




ドクン、

ドクン、




けど、
確かに規則的な脈を
この手で感じた

気がした。




僕は何をしたのだろうか。

目の前で倒れている
父と母に、

この紅に染まったカッターで
何をしたのだろうか。





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成人してます。

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