「どうして生きるの?」
生死の価値
今思えば馬鹿らしい
そして、
子供らしい質疑。
何故生きるのか。
何故死ぬのか。
思えば唯、
すました子供で
居たかった
それだけかもしれない。
「何で生きてるの?」
世界を冷たく見る事で
大人を振舞っていた。
「生きる価値があるから」
君が言った。
君は僕を
見下している、
ように見えた。
「僕なんか生きる価値も無い」
「そう。だったら死ぬ価値も無いわ」
負けた気がした。
生きる価値も
死ぬ価値も
僕は持って居ない。
「君には死ぬ価値があるっていうの?」
「あるわ」
「ずるい」
「生きる価値は死ぬ価値」
「…」
「生きる価値が在れば死ぬ価値も勝手に付いてくるものなのよ」
そう言って君は、
僕に背を向け
闇に溶けていった。
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去年のもの
去年もこんなこと思ってたんだ
進歩してるようでしてないね
でも、逆に安心したり
ぼくのフロッピーには一昨年のも入っている
今のぼくからの感想だと
微妙だね、これ←
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