只管な感情

只管食べる 只管笑う
それでも生きる

ぼくらはいつも只管で

楽しいと思い
嬉しいと思い
悲しいと泣き
素直な感情を
手放した時、
見えてくるのは
汚い世界

泣いて 泣いて 叫んで
また只管、

忘却してた未来

難しい言葉
重ね合わせても
ぐちゃぐちゃしてて
何も見えない

単純な 在り来たりな
そんな言葉ばかり
ぼくの心を動かす力

そうだった、

友達以上恋人未満

大好きと言わせず
消えた君

あれだけ彼の背中を
ずっと見たのに
頭に残っているのは
彼の笑った顔と
彼の匂い

私にとって
痒い関係だった

それで良い、

はずだったのに

私は彼にそれ以上を
求めてしまった

彼は消えた


好き、です

夢。偽りの世界、

何も喋らない
何も考えない

余計だから、

邪魔だから、

そうでもしないと
また泣かせる
また怒らせる


サヨナラ