忍者ブログ
瞼を閉じた、世界が眠った。
[21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。







届くことない世界で
ただ泣いて
ただ笑って
我が侭言って

理不尽な夢の世界にて
今日も居場所探し

全てを拒絶して
愛すものは愛し

この世界が嘘と分かった時

何もかも朽ちればいいと思ったわ

早く気づいて
嘘の中の寂しさに、




PR






感情はあるのに
ぼくはその感情の名前を知らない

感情を確かに
ぼくを泣かせて苦しませる


泣く理由も苦しむ理由も知ってる
知ってるから
その感情はぼくを叱る

いけない

いけない

分かってる

分かってる

零れる涙は負けの印
でも、
負けたら負けたで
またその感情はぼくを叱る


何をしろっていうんだ!













求めたのは自由
拒んだのは規則

言葉に色を塗ろうと
部屋の奥の押入れから
取り出した絵の具


人の痛みを理解しようと
慰めてあげたのは

ほんの出来心

傷付いた心は何色かなって
ちょっと覗いた


小さな窓から見える
透明な言葉と言葉
合成される言葉と言葉

自由の色は規則の色は


ぼくの色は、











僕は僕じゃないんです。

僕は僕だけど、
僕には僕が居て
僕はいつも僕を見ています。



「■■■、■■?」

「うん」

「■■■」

「僕も」



でもどうやら
僕以外には僕が見えないそうです。
僕にも声は聞こえません。
なんとなく口の動きで
会話をしています。



僕は僕が大嫌いです。
でも、
僕は僕が大好きです。



だから、
僕は僕を犯した。
この手で僕を殺めた。

さようなら、僕。






「■ー■、■■■?それで」

「……っあ、ア」





そこには殺めたはずの、僕。
でもそれは
僕でも僕じゃなく
僕は僕が怖くなりました。

「ほら、お帰りなさいは?」



鮮明に聞こえる僕の声。
お腹に激痛が走っていると気付くのは、僕との長いくちづけが終わった後。






「もう、僕は僕のものだね」


僕が笑顔で僕に言ったのを聞き僕は瞳を閉じました。






カレンダー
06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
カウンター
UP
(02/03)
(02/01)
(01/31)
(01/31)
プロフィール
HN:
ざく
性別:
非公開
自己紹介:
twtrとか25生とかやってる今時の子。
*麻雀好き
*VOCALOID好き
*ムック好き
*椎名林檎好き
アニメは広く浅く、お洒落好きだけど上手くいかない系女子
成人してます。

昔から少し落ち着きました
抽出
アクセス解析
バーコード
Powered by ニンジャブログ  Designed by ゆきぱんだ
Copyright (c) 哀惜コンセント All Rights Reserved
忍者ブログ / [PR]