君の隣

いつも笑ってたよね
僕ら手を繋ぎながら

君が車道側歩いて
片側に重そうな鞄持って
それでも手を繋いだよね

喧嘩した時は
いつも君が先に行っちゃって
それでもいつもの公園で
ずっと待っててくれたよね


幸せだった

とても、



でも君はもう僕と歩いてくれない
僕は君の背中を見るだけ

もういつもの公園で待ってくれない

やっぱり、
前の子が忘れられないんだね


幸せをありがとう

もう一度好きと言って

好きなのに
好きだから

会いたくありませんでした


僕と君の距離
君の横顔
君の声

全てを思い出して
溢れる感情

とっくに死んだ感情

素直に言えば
会いたかったの

でも君は僕なんか
もう他人なんだ


ねぇ、振り向いてよ
また隣で歩いてよ

好きなのに

教室

取れたての勇気

新鮮な笑いがおきて
清清しい朝

触れて
話して
笑って

当たり前なのに
嬉しいって

そしてそれがまた嬉しい僕

親不孝

世界の屁理屈を僕にぶつけて
僕はその怒りを壁にぶつけて

手に残った痕を

必死にその怒りと闘った

証として

痕があるうち自惚れてるんだ


そして、
その時の痛みと苦しみを
思い出して

戒める

親不孝な奴でごめんなさい