私らしい

どうせ、
私らしくないって云うんでしょ

一体、私らしいって何？
今の私も私じゃないの？


やめてよ、
そんなに私の存在を否定しないで

如何して、
今までの私が創り物って考えないの？

どうせ、
私らしいって私の善い処だけでしょ

今日も、独りぼっち

独りぼっち

今日も、独りぼっち

僕の瞳は虚ろで
何処に目を向けたらいいのか
分からない

静かに逝く事を待機しながら
心臓の軋む音を
耳に刻み込む

僕に届く音は其だけで
小刻みに蠢く心臓は
死を急かしているようだ

もう、
二度と覚ます事は無い瞳

それでも

独りぼっち

今日も、独りぼっち

感傷

猛烈な孤独感が俺の感度を狂わす
舐めつくした躯に
印をつけ、此れは俺の物と強調

可笑しいな今日は調子が出ないや

上手く飛ばない
君の喘ぎ声も甘くない
全てを無何有にする

今日も君と薬で一休み

欲求不満

貴方はもう、
貴方ではないのですか



直線で描かれた僕の脳波

引き裂いても、
殴っても、
切っても、

全然満たされないのです

君のその問いは、
可笑しくありませんか

まるで僕が僕では無いかのように