信じる

信じて、と言ったのも私
信じれない、と言ったのも私


結局、何もせずに
唯、人を傷つけた

いつも助けられた人達を


信じる、と言い切ったのも私
ごめんね、と謝ったのも私

結局、裏切ったのは私


頑張りもせずに
有りのままでいいと勘違いし
ただ、周りに助けてと

叫んだ


目的も無しに
唯、叫んだ


信じなくてはいけないのは私だった

僕等の世界は

僕等の世界は
光も無く
闇も無い

在るのは僕等だけ

鮮やかな色は絶え失せ
彩る色彩は色褪せた

要するには
僕等の世界には色など色はない


僕等の視界に映るのは僕等


僕等の世界は非常に狭い
僕等の世界はよく分からない

僕等の世界は

君の背中

帰り道


足を急かせば
あと少しで君に届くのに

足を急かせば
あと少しで君の笑顔が見れるのに


君の背中を
見れば見るほど
切なくて

想いを告げてもなお
君を追いかける僕の瞳


君の背中

君との関係

素直になればなるほど
君との間には溝が出来る

今のままで良いんだ


君は僕の友達

僕は君の想い人

その距離が
痒くて
痒くて
仕方が無い