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瞼を閉じた、世界が眠った。
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謝る事しか出来なかった。
脳に瞬間的に
イケナイと送られた。


「ごめんなさい」


相手は謝られる理由が分からず
首を傾げる。

涙が溜まるのが分かる。

自分でも止まらないくらい、
私の頭の中の記憶が
ぐるぐると高速で循環する。

涙が頬を伝うのが分かる。


「大丈夫だよ」


彼の手は私の涙を拭き取った。
本能的に私は彼の手を振り払う。

謝る事しか出来なかった。
脳内に瞬間的に
イケナイと送られた。


「ごめんなさい」


相手は謝られる理由が分からず
首を傾げる。

涙が溜まるのが分かる。

自分でも止まらないくらい、
私の頭の中の記憶が
ぐるぐると高速で循環する。

涙が頬を伝うのが分かる。


「大丈ぶDAヨ」


カREノ手ハ私NO涙ヲ…






いつまで続くのでしょうか。


ハメられた終わりの無い
貴方への罪悪感。

繰り返される夢。


残してきたものは、




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目覚めたら
僕はとある国の
王子様

御姫様を探しに
国を出た

外には何も無くて
木々が生い茂ってる

動物も虫もヒトも
僕が触らずとも
全て死ねと思えば
死んでしまう

森の奥で
泣いている女の子を見つけた

僕が声を掛ける



そこから記憶が途切れてる

何故?
僕は王子様だよ

王子様の机に落書とか
王子様の教科書捨てたり
王子様なのに

何故?

僕は王子様なんだよ



誰も、
信じてくれなかった


前の席の女の子が
泣いていた

僕とその女の子を
みんなが囲って
何故か笑っていた


お姫様、
泣いたりしないで

僕の国へ行きましょう








「死んじゃえ」




言葉で殺せるなら、
どれだけ楽だろうか。

どれだけの奴が、
死ぬのだろうか。

何度も、
僕の手首に問う。
けど、
僕の手首は答えて呉れない。





だから、
僕は自分自身で
試す事にした。






僕は死んでも良い人間だ。

僕は要らない子だ。

僕は嫌われ者だ。

僕は可哀想な子だ。

僕は死なぬべき人間だ。

僕は死ななければならない。







けど、結局
僕は僕が勿体無くて
死ねなかった。


「あーあ。中途半端な僕」








手首の傷は、
癒える事など無かった。



「死んじゃえ」

「死んじゃえ」





でも、結局
勿体無くて、
死ね無い。



生きるのも
死ぬのにも

中途半端な僕。









「お話、しましょ?」



ボクが言った。
僕は此処に居るのに。





「貴方、誰?」




にっこりと微笑む、ボク。

ボクの手が僕の首を掴む。






「ボクは2人も要らないヨ、ばいばい」


「か…はっ……」





















「どうしたの?」



「………」


大量の汗。
蠢く心臓。
脅える躯。



「呼吸の仕方も忘れたの?」


くすくすと笑う僕。






僕…?







僕は僕でしょ?

貴方は僕じゃない。





「僕は、誰?」






僕はボクに支配されました。













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